沖縄の経営者から相談で、会計フリー(freee)は
「本当に便利なの?」
「使いこなせるか不安」
「導入したけど難しい」

というような相談を受けることが多いです。
会計フリーを活用する前に知ってほしい3つの事
経理未経験者が会計フリーを便利に感じる理由
会計フリーは簿記の知識がなくても、会計業務がしやすい会計ソフトです。
銀行・クレジットからデータを取り込み経理業務を自動化できます。
また、スマートフォンで損益の確認や経費処理や請求書の作成など活用できます。

経理のベテランが会計fフリーを不便に感じる理由
経理のベテランから、会計フリーを導入したが使いずらいという声を聞くことがあります。
理由としては、
・独特な用語や使い方が難しい
・振替伝票の入力業務が遅くなる
・便利なところが分からない

経理業務のベテランにとって、
会計フリーは簿記の知識を極力使わないシステムに戸惑いを感じるようです。

会計freeeを活用するためには
「独特な用語」
「使い方のコツ」
を理解する必要があります。
会計フリーを活用する前に知りたい3つのポイント
会計フリーを経理業務に活かす前に知りたい3つのポイントです。
- 会計フリーの用語を最初に理解する
- 振替伝票を使用しない方法で入力する
- ネットバンクやカードと連携する事
「会計フリー+ベテランの経験」で会計業務を効率化できます。
会計フリーの用語を最初に理解する
会計フリーには、今までの会計ソフトでは見たことがない独特な用語があります。
例えば、会計freeeの独特な用語は
- タグ
- 口座
この二つの用語を難しく感じているベテランの経理担当者は多いと思います。
会計フリーの用語で「タグ」とは?

補助科目を詳細にした機能だよ。

一般的な会計ソフトの場合

会計フリーの場合
取引先タグ

売上や仕入で取引先ごとに管理する場合に使用する。
品目タグ

部門タグ

部門ごとや店舗ごとに管理したい場合に使います。
メモタグ

一般的な会計ソフトの適用欄のように仕訳の内容やメモとして使用します。
例えば、タクシー代と飲食代とかメモタグに入力します。

会計フリーの用語で「口座」とは?
銀行口座のことなの?

銀行の口座とは違うんだよ。
わかりにくいよね。

会計フリーの口座とは銀行の口座ではなくて、
現金やクレジットカード、Amazonや楽天などショッピングサイトなど入出金があるものを口座としてあつかいます。
● 一般的な会計ソフトの場合

クレジットカードで消耗品を購入した場合の仕訳は勘定科目に未払金で補助科目のJCBで内訳を登録します。
● 会計フリーの場合

勘定科目や補助科目を使わずに取引のあった口座が勘定科目として登録されます。
会計freeeは簿記を知らない人に優しい用語を使う
振替伝票を使用しない方法で入力する
経理業務のベテランが一番苦労するのが会計フリーの振替伝票だと思います。
会計フリーは振替伝票で入力することが苦手な会計ソフトです。
理由としてはネットを介して入力するため、少し反応が遅くてネット環境に左右されます。
会計フリーで入力する方法

経理業務を自動化して、なるべく振替伝票を使わないようにしたほうがいい。

- 自動で経理
- 明細アップロード
- エクセルインポート
- 連続取引登録
- 取引の一覧からの登録
- 振替伝票
1.自動で経理です。
会計freeeと口座を連携している場合、会計freeeが口座の取引データを取り込み自動的に仕訳を行います。
次にお勧めな入力方法が「明細アップロード」と「エクセルインポート」になります。
この2つの入力方法は業務内で活用しているエクセルデータを会計freeeにインポートしやすい形に加工してインポートします。
ネットバンクやカードなど連携する事
一方で、連携できなければ、とても不便な会計ソフトになります。
会計フリーは、会計データを入力する時の速さは、一般的な会計ソフトよりも遅くて、インターネットの状況に左右されます。
会計フリーを使用する場合は、できる限りネットバンクやカードと連携させて、会計業務を自動化してください。
他会計ソフトにない機能を活用する
多くのクラウドサービスと積極的に連携してることで、圧倒的に便利で可能性があるソフトです。
- 登録ボタンをクリックしない自動登録
- 取引一覧にある重複チェック
- 銀行明細のタイムライン
- Googleスプレッドシートと連携